Flex Eightは、コンパクトなボックスに多くの信号処理と有機液晶パネルをパッケージした、2入力8出力の新しいFlexシリーズDSPです。
最大の特長は、これまでのminiDSP製品では困難だった1台で4Wayステレオシステムを構築できることです。
また、プラグインは、次世代バージョンのDevice Console対応となっています。
Flex Eight
価格:115,500円
miniDSP Flex Eight(以下Flex Eight)は、伝統のminiDSP 2×4(販売終了)、miniDSP 2×4 HDシリーズに続く第3世代に当たるFlexシリーズの中の特別なDSPです。
Flexシリーズ同様に強力なSHARC 浮動小数点プロセッサーを搭載すると共に、Dirac Live®を搭載するためのソフトウェアオプションも用意されています。
また、8チャンネルの出力に対応していますので、1台で完全な4Wayステレオシステムの構築が可能です。
製品の大きさや見た目は、Flexと同じです。フロントパネルには有機液晶パネルを配備し、純正IRリモコンが付属します。
入力はデジタルのみで、S/PDIF・TOSLINK・USBオーディオ・Bluetooth (LDAC/apt X対応)を搭載しています。
Flexとの大きな違いは、出力部に8つのアナログ端子(RCA)を搭載していることです。
Flex Eightは、カスタムスピーカー製作をされているDIYオーディオ愛好家の方に、大変便利にお使いいただけるDSPです。製作されたスピーカーを最適に鳴らすための、ご自分だけのカスタムデジタルネットワーク構築に必要な全ての信号処理機能が備わっています。既存スピーカーをお持ちの方にも、タイムアラインメントやクロスオーバー変更など、ファインチューニングDSPとしてお使いいただけます。
入力部には合計4,096タップまでのFIRフィルターを搭載し、DSPチップには32bit/96kHz処理のSHARCを採用していますので、ディープな音響信号処理マニアの方にも十分にご満足いただけます。
また、定評のあるルームEQソフト「Dirac Live®」をオプションで簡単に組み込むことができます。
Flex Eightの信号処理は、Device Console(デバイスコンソール)と呼ばれる新しい統合型プラグインソフトウェアで設定します。
Flex Eightの信号処理は、パラメトリックEQ、クロスオーバー、高度なバイカッドプログラミング、各出力チャンネルの遅延機能などを含んでいます。また、入力チャンネルにはFIRフィルターを搭載しており、位相補正EQや逆特性フィルターなどの構築も可能です。
それらの詳細については、製品付属のオリジナル日本語マニュアルに詳しく記載しています。
※Dirac Live®オプションに関するご注意
※日本語マニュアルは製品に付属します
LDAC™ Bluetooth対応
LDAC™ は、Sony の新しいCODECで、通常の3倍の情報量を持つ高品質ワイヤレスオーディオストリーミングです。miniDSP FlexのBluetoothは、そのLDAC™に対応しています。LDAC™の詳細については、Sony LDAC™ ページ(別サイト)を参照してください。
以下は、世界最高の精度を持つオーディオアナライザー Audio Precision APx555 で、LDAC™ BluetoothとAAC Bluetoothを測定した結果です。音源は24bit/96 kHz です。
LDAC™の方が、高調波歪みがほとんどなく、かつノイズレベルが低いことが分かります。LDAC™の高音質オーディオを、miniDSP Flexでぜひお楽しみください。