大口径マイクカプセル、高精度マイクプリアンプ、32ビットADCを搭載した音響測定専用のプロフェッショナル向け全指向性USBコンデンサーマイクロフォンです。
パソコンへはUSB2.0で接続し(Windows用ASIOドライバー付属)、サンプルレートは192kHzまで可能です。
REWおよびDirac Live®といった定評のある音響ソフトウェアの推奨マイクで、接続すればすぐに認識されます。製品にはキャリブレーションファイルが用意されており、REWとDirac Live®上で簡単な操作で読み込むことができます。
UMIK-2
価格:36,600円
UMIK-2は、miniDSP社の第2世代の全指向性音響測定USBマイクです。
便利なプラグアンドプレイによるUSB接続や、マイク固有のキャリブレーションファイルの提供など、miniDSP社のベストセラー製品である第1世代マイク UMIK-1と同じ利便性を、UMIK-2はすべて備えています。
もちろん、UMIK-2は、大幅なアップグレードを行っています。
より大きな1/2インチのマイクカプセルは、より低いノイズとより少ない歪みを実現しています。さらに、マイク本体には、優れたマイクカプセルの性能を十分に生かすべく、最新の32ビットADC(アナログ-デジタル コンバーター)を搭載しています。サンプルレートは、広い周波数帯域の測定と、各種測定ソフトウェアとの互換性のために、44.1から最高で192kHzまで選択できます。
UMIK-2は、 REW(ルームEQウィザード)およびDirac Live® (バージョン3以降)と完全な互換性を持っています。
macOS、Linuxでのドライバーレス操作や、Windows用に提供されているASIOドライバーにより、それ以外の多くの測定アプリケーションでも使うことができます。
また、マイクの先端は、一般的な音響校正器のマイク挿入口径にフィットするように設計されています。
製品には、詳細なオリジナル日本語マニュアル(PDF)が付属します。
気軽に使えるUMIK-1、ハイエンドスペックを誇るUMIK-2、どちらもminiDSPユーザーの必需品として、皆さんの音響測定現場で活躍することをお約束します。
すべてのUMIK-2は、固有のキャリブレーションファイル(0度および90度)が、miniDSP社のサーバーに保存されています。
キャリブレーションファイルをダウンロードするには、マイク本体にある7桁のシリアル番号(例:810-XXXX)をminiDSP本国サイトの指定ページに入力します(詳細は日本語マニュアルに記載しています)。
ステレオシステム(例:2ch Dirac Live、シングルスピーカー測定)の場合、0度ファイルを使用してUMIK-2をスピーカーに向けます。サラウンドなどのマルチチャンネルシステム(例:5.1 / 7.1)の場合、90度ファイルを使用して、UMIK-2を天井に向けます(詳細は日本語マニュアルで解説しています)。
フリーの音響測定・調整ソフトウェアとして世界で最も有名なREW(Room EQ Wizard)上で、UMIK-2が高い互換性をもって動作するように、REWの開発者であるJohn Mulcahyと共同で開発が行われました。
REWの最新版では、UMIK-2は、コンピューターに接続すると同時にREWによって認識されます。
ハイエンドオーディオや、カーオーディオのルーム補正の分野では世界のレファレンスとして認められているDirac社は、miniDSP社のパートナーの1社です。
その代表的ソフトウェアであるDirac Live®(Ver.3以降)は、UMIK-2とのプラグアンドプレイを保証しており、最高の測定精度を実現しています。 Dirac Live®は、miniDSP社のSHDシリーズ、DDRCシリーズ、Flexシリーズ(オプション)、miniDSP 2×4 HD(オプション)に搭載されています。
iPadの様々な音響測定アプリ上で、UMIK-2は、プラグアンドプレイで簡単に使用できます。
Ammara Synphonyは、Mac用の高度な音楽プレーヤーです。
IRC(インパルスレスポンス)機能を使って、リスニングルームに発生する初期反射音群によるリスニング位置での音響的な問題を補正することができます。また、リスニング位置での周波数特性をターゲット特性に向けて追い込んでいく(イコライザー調整)ことができます。