マイクプリアンプ・ADCを搭載した、音響測定専用の全指向性USBコンデンサーマイクロフォンです。安価でありながら十分な音響性能を有し、パソコンへはドライバーレスですぐにUSB接続できますので、デイリーユースの音響測定作業に最適です。
REWおよびDirac Live®といった定評のある音響ソフトウェアの推奨マイクで、接続すればすぐに認識されます。製品にはキャリブレーションファイルが用意されており、REWとDirac Live®上で簡単な操作で読み込むことができます。
UMIK-1
価格:19,800円
UMIK-1は、パソコンで音響測定を行うためのUSBマイクロフォンです。
全指向性特性を持つコンデンサーマイクロフォンで、ファントム電源はUSBより供給されます。スピーカー特性測定や室内音響測定まで、ローノイズで高精度な収音が簡単に行えます。
UMIK-1は、USB Audio class 1 deviceですので、ドライバーのインストールなどは不要です。Windows / Macにプラグアンドプレイですぐに使用できます。また、Lightning – USBカメラアダプタを使ったiPadなどへの接続も問題ありません。
UMIK-1には、一台ずつキャリブレーションファイル(周波数特性の校正ファイル)が用意されています。miniDSP本国サイトで製品本体に表示されているシリアルナンバーを入力すれば、キャリブレーションファイルをダウンロードできます。
例えば、パブリックドメインの音響ソフトとして有名なREWなどでは、より測定精度を高めるために最初にUMIK-1のキャリブレーションファイルを読み込む手順が用意されています。
本体以外に剛性がしっかりしたミニマイクスタンド、USBケーブル(1.5m)、ウィンドスクリーンが付属します。
さらに上位機種のUMIK-2もあります。
すべてのUMIK-1は、固有のキャリブレーションファイル(0度および90度)が、miniDSP社のサーバーに保存されています。
キャリブレーションファイルをダウンロードするには、マイク本体にある7桁のシリアル番号(例:810-XXXX)をminiDSP本国サイトの指定ページに入力します(詳細は日本語マニュアルに記載しています)。
ステレオシステム(例:2ch Dirac Live®、シングルスピーカー測定)の場合、0度ファイルを使用してUMIK-1をスピーカーに向けます。サラウンドなどのマルチチャンネルシステム(例:5.1 / 7.1)の場合、90度ファイルを使用して、UMIK-1を天井に向けます(詳細は日本語マニュアルで解説しています)。
フリーの音響測定・調整ソフトウェアとして世界で最も有名なREW(Room EQ Wizard)上で、UMIK-1が高い互換性をもって動作するように、REWの開発者であるJohn Mulcahyと共同で開発が行われました。
REWでは、UMIK-1は、コンピューターに接続すると同時にREWによって認識されます。
ハイエンドオーディオや、カーオーディオのルーム補正の分野では世界のレファレンスとして認められているDirac社は、miniDSP社のパートナーの1社です。
その代表的ソフトウェアであるDirac Live®(Ver.3以降)は、UMIK-1とのプラグアンドプレイを保証しており、最高の測定精度を実現しています。
Dirac Live®は、miniDSP社のSHDシリーズ、DDRCシリーズ、Flexシリーズ(オプション)、miniDSP 2×4 HD(オプション)に搭載されています。
iPadの様々な音響測定アプリ上で、UMIK-1は、プラグアンドプレイで簡単に使用できます。
Ammara Synphonyは、Mac用の高度な音楽プレーヤーです。
IRC(インパルスレスポンス)機能を使って、リスニングルームに発生する初期反射音群によるリスニング位置での音響的な問題を補正することができます。また、リスニング位置での周波数特性をターゲット特性に向けて追い込んでいく(イコライザー調整)ことができます。